メラミン樹脂塗装
塗膜が厚く見栄えのいい塗装
最も一般的な焼付塗装の方法です。 アルキド・メラミン樹脂塗装と呼ばれる焼付乾燥型塗装です。焼付温度は120度~155度の熱を加えて乾燥させます。ラッカー塗装などに比べて塗装膜が厚く耐久性があるため産業用設備などの塗装に使われます。塗膜が厚いため見栄えがよく、商品価値が上がります。 焼付塗装の依頼があればメラミン塗料を使用します。
1回の塗装で15ミクロン程度の塗膜が形成されます。これを2回、3回と重ねることで塗膜を厚くすることが可能です。 エアーガン・静電気ガン・刷毛など商品の大きさ、数量や使われる目的によって塗装方法は変わります。また、商品の使われる場所や使う目的によって塗装仕様も変わります。
主な用途
産業用設備機械の製缶フレーム・操作ボックス・板金カバーや電気製品・車両部品に使われます。下塗りをすることで耐水性を持たせることも出来ます。一般的に使われる塗装方法です。
事例
板厚30mmの 製缶品フレーム |
スタンド | 自動車のクラッチ製造設備 ツートンカラー |
薬品メーカー向け設備 パテ埋め+メラミン樹脂塗装 |
ボックス |
フレーム |
メラミン厚塗り塗装
通常の塗膜は20ミクロン程度ですが、重ね塗りをすることで塗膜を厚くし素材を保護し、耐水性・耐候性を持たせることが可能です。
塗膜80ミクロン | 塗膜100ミクロン |